京都議定書

京都議定書が発効することになりました。私自身は環境に対して注意を払わない悪い人なんですが
(暖房かけまくるし電灯消し忘れも多い,ゴミ分別もわかってはいるけど面倒)
ただ2点だけ環境に寄与している分があります
・冷房が自宅に設置されていない
・原付,バイク,自動車持ってない
これだけでもそれなりに寄与できるのかしら。
さてこの議定書は米国が入っていません。ある意味これは残念な判断です。
実は米国は燃料電池についてはかなり進んだ技術を持っている企業が数多く存在していて,コアテクノロジーではこれらの企業抜きに話が進まないというものが殆どです。例えば現在市販されている燃料電池電解質膜(これが二番目に重要な要素)では一番優秀なものはアメリカの某化学メーカーの独占状態であり,また実用化されている燃料電池アメリカの企業のものが多い
この間東京ガスの家庭用燃料電池が公開されてましたが『バラード』というアメリカ企業のロゴが入ってました。この会社は燃料電池分野の最先端を進む企業です。
国内に次期エネルギーの核となる技術があるのにもかかわらず加盟しなかったことは後々の経済戦略に響いてくると思われます。
一方,これらの次期エネルギー源でワールドスタンダードになるテクノロジーを日本が開発できれば国家として生き残っていくこともできるでしょう。第3のエネルギー転換が来るかもしれません。
開発や外交その他が最大限にうまく行った場合,国産のガス田で産出したガスを改質してメタノールあるいは水素を取りだし発電する。となれば日本の最大の弱点エネルギー問題が解決できるかもしれないですが。

残念なことに硬直した官僚主義が両方の面で阻害をしているようです。