バティスタ

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/baseball/feb/o20050201_50.htm
ダイエーのこの打者,変わった打撃フォームでしてバッターボックスのもっとも捕手よりの位置(投手から一番遠い位置)に立ち,90度のオープンスタンス。両足が完全にバッターボックスの(投手から見て)一番後ろのライン上に並びます。
ここから左足を右斜め前方に踏み込み,振る時にはスクエアなポジションに足が並びます。強く踏み込んで打つという感じです。
さて投手に対して正対する位置で投球を見るというのがこのフォームの特徴ですが,案外投球を正確に見極めミートするのに適した打撃フォームです。種田選手の構えにも通じるものがあります。
これは両目でボールを見るため遠近感がつきやすく片目中心にボールを見る一般的なフォームに比べボールの運動性をよりよく掴むことができます。ですから緩急でタイミングが外されにくいフォームなのでは。と考えられます。
打撃に関しては踏み込んで打つため内外角どちらがどうということはなさそうですが,膝元に投げられたときに足を踏み出せるかどうかがカギとなりそうです。腕がよく伸びるフォームですので外角攻めは餌食になる危険性が高く見えました。

さてITのソフトバンク。ネット中継失敗だとか。まあITとしてのインフラはイマイチな感じがしていたのでそんなものなのかなと思いました。
中国放送のネット中継は積み上げた実績が全然違いますしネットラジオ中継で培った技術が十二分に発揮されていることでしょう。
ソフトバンクの中継がどうなるのかは判らないですが,単なる球場の光景を垂れ流しにしないよう内容にメリハリをつけることが肝心でしょう。
ネト中継といえばこの中国放送ニッポン放送のものが有名で不特定多数の人が自由に見れるという強みがあります。
ニッポン放送はアナウンサ2人で全部こなしてました。ひたすら叫びまくる昨今の中継とは違い朴訥とした感触が新鮮だった記憶があります。
テレビ中継は技術進歩が進みCGやデータ解析など新たな試みが進んだ反面,中継そのものが巣ランドから遠く離れてしまい遥か遠くからゴマ粒のような選手を見下ろしているといった雰囲気がありました。あるいはグラウンドでなくベンチばかり見ているのにも閉口しましたが。
テレビ新聞そして通信業者が雁首を揃えて参入している球界になりました。
手段は色々あるかもしれないですが球場のわぁっという歓声や雰囲気が伝わってくる放送になって欲しいものです。