NHKのアレについて番組を見てます

気分転換に世の中に迎合した話題で行ってみたい。というわけでNHK。NHKは皆様の受信料で成り立っています。のNHK。とりあえず今日のところは皮肉にも スーパー視聴率を叩き出すモンスター番組 となるでしょうがさてNHK。
まあなんというか,ザツですな。組織の監理が。今日の番組を見ても今一つ何をどうするか見えてこなかった感じです。一般の企業でこのテの不祥事をなくすためにはひたすら領収書を積み重ねるべきで,どんぶり勘定がその温床であるのですがそのことに対する言及はなかったですね。
さらに『一部の不心得者が』との表現が多いのですが,数が多いですからね,一部の不心得者の比率が高いんじゃないんでしょうか。監査部門は職員を片端から疑ってかかるという態度が必要です(我々だっても領収書を取り忘れたために経費で落とせなかった なんてことも体験しているでしょ)。以前経理関係の仕事をした身としてはそういう仕掛けをどう構築するのか興味があったのですが大変残念です。
司会の鳥越センセイがえらく危惧していた政治・政府とNHKの分離性ですが鳥越さんが熟知している通り今のNHKは政治機構とどっぷり漬かり込んでいます。NHKが出資している共同通信社の記事の偏向ぶりをみれば明らかですし会長自体,政界の人ですからね。
ただ会長の方針は経費削減であり今までのNHKに比べかなり経費が圧縮されています。製作者代表の人はそれが不満そうですが。
あといい番組さえ作れば受信料は集まってくるという製作者代表の言い分は如何なものかと。あれは驕りではないかと思いましたね。番組の質でなく職員の質が問題になっているわけですから。
NHKは放送文化を担うという大義があるのであれば視聴率取れなさそうなテーマに臨むとかチャレンジ精神を失わずにいってほしい。逆に視聴率狙いのセコイ番組は民放任せででいいのではないかと。
報道に関しては非常に残念な状態ですね。放送局自体が報道のストーリーを作ってしまうのではなく,視聴者自身が提供された材料からニュースを判断する。そのようにできるような環境をつくることが望まれます。
(民放の報道だとアレは良い。コレは駄目とか断定してしまいますからね。)