捨て試合

いよいよ巨人の自力優勝なくなるかどうかという場面で,業界の空気を読んでのことか
先発に土居を持ってくるというあからさまな捨て試合を演じた。があまりにもしょぼくれた巨人打線がさっぱり打てないために絶妙ないい試合に。
初回いきなり満塁になるも,内川に打順が回り万事休す。満塁ではとてもじゃないが点を取るつもりがないという態度をあからさまに示すと両軍打線がヘボ攻撃の応酬を繰り広げ,ぱっと見た目は投手戦その実貧打戦という弱いチーム同士の戦いを演じることに。
試合は無死12塁という絶好機に働かざること山の如し。不動の4番佐伯が手の施しようのない
ファーストフライで走者進塁すら怠るとここで結局無得点。その裏図ったかのように同じようなチャンスから同じような阿部の手の施しようのないヘボ三振で巨人もチャンスが潰えたかに見えたが,清原に絶好のど真ん中ホームランボール級の半速球を清原に配するという,
打撃練習のお手本 とばかりの球で見事にタイムリーを浴びまたもや敗戦投手の栄誉に輝いた。

最終回には木塚が2アウトからぐずぐずとフォアボールデッドボールでピンチを作り,
村田へのタイムリーサードゴロ(記録はレフト前安打)でジエンド。